1.開発のきっかけ

20世紀最大の発明品のひとつである自動車は、100年以上にわたって最適化と開発が続けられ、私たちの生活に欠かせない存在となり、大きな利便性をもたらしてきました。

 

しかし、自動車を頻繁に使う過程で、「車の表面が汚れやすく頻繁に掃除する必要がある」「車内も小さなゴミが多く掃除しなければならない」「走行時の安全性に影響するタイヤの空気漏れ」などといったユーザーの悩みも発生しています。 そのため、これらの問題を解決するための車載用製品が数多く誕生しています。

カーユーザーであれば、ほとんどの方が洗車機、クリーナー、エアコンプレッサー、カーライト、スマホホルダーなど、車に関連する製品を購入したことがあるかと思います。

しかし、これらの既存製品を購入して車に載せてみると、それぞれの製品のデザインスタイル、形状、サイズ、カラーが非常に異なっており、収納時に車のスペースを大きく取っていることに気づきます。

また、製品内部のスペースが限られているため、大容量のバッテリーを搭載することができず、多くのワイヤレス製品ではバッテリー駆動時間が短く、使用時間や使い勝手に影響を及ぼしています。それだけでなく、使用後には各製品を個別に充電する必要があるため、そうした時間や手間がかかってしまいます。

こうした既存製品の多くの問題点を踏まえ、自動車ユーザーとして、また自動車関連分野の起業家として、どのような車載製品が欲しいかを長年考えてきました。 美しさ、力強さ、使いやすさを備えながら、収納サイズがコンパクトで、デザインや色の統一性が高い製品をいかに作るか。

3ヶ月以上の時間をかけて深く考え、さらにユーザーニーズを掘り下げた結果、車載製品の使用体験を向上させるために、カーライフで必要な製品をモジュール化し、コンパクトな車載製品群を設計・開発するという方向性が定まりました。

ワイヤレスでの使用時間を長くし、リチウム電池の使用量を減らすために、電源電池部分を別モジュールで設計。そうすることで多くのメリットが生まれました。

1つ目は、モジュール内に大容量のリチウム電池を配置することで、製品のワイヤレス使用時間を長くできることです。

2つ目は、電池モジュールは複数の出力インターフェースを持つ設計が可能で、市場にあるあらゆる種類の製品に電力を供給するパワーステーションとなれることです。

3つ目は、充電がこのバッテリーモジュール1つだけで済むことです。

4つ目は、リチウム電池の使用量を削減し、環境保護を追求する製品設計思想を反映させたことです。

 

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